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「一流のビジネスパーソン」と「年収500万以下のビジネスパーソン」の読書量の違い

ファーストクラスの乗客はみな読書家

雑誌「プレジデント」で、元国際線のCAの方の記事が掲載されていました。

その記事によれば、いつもファーストクラスに乗っている層のお客は、みな読書家だとのこと。

搭乗するたびに10冊ぐらいの本を持ち込み、フライト中はずっと本を読んでいる客もいたんだとか。

それも、多くの人はビジネス書ではなく、歴史や文学、考え方のヒントとなるような本を主に読んでいたらしいです。

仕事のヒントになる本に関しては、本に線を引いたり、折り目をつけたり、メモに書き込んだりしている人もいたんだとか。

その本をCAに渡して、「あなたたちにも役立つよ」とアドバイスする人もいたそうですよ。

 

一流のビジネスパーソンはインプットとしての読書だけではなく、読書した内容のアウトプットも日常的にしている、というわけ。

 

さらに、意外にも将棋の本を愛読している人も多かったそうです。

考えてみれば、多くの経営者は将棋や囲碁を趣味としています。どちらも戦略を練って戦うゲームです。そのまま経営のヒントにもなるのでしょう。

 

一流のビジネスパーソンは、あらゆる隙間時間を使って読書をしているんですね。

忙しいビジネスパーソンは、いつ本を読んでいる?

前項では飛行機の中での話ですが、日常のなかで忙しいビジネスパーソンはどれくらいの本を、いつ頃読んでいるのでしょうか?

 

とある読書に関するアンケートによれば、「月に何冊くらい本を読みますか?」という質問に対して、いちばん多かった回答は「2~3冊」の26%。

「5冊以上」と回答したツワモノも24%に上ります。

「ほとんど読まない」と回答した人も14%いますが、少数派ですね。

 

では、忙しいビジネスパーソンはいつ本を読んでいるのでしょうか。

従来は「長い通勤時間を読書に活用する」パターンが多かったように思いますが、出勤そのものがマストではなくなったのも影響してか、「通勤時間中」に読書をするという回答は20%にとどまります。

実は最も多い回答は、「就寝前」の37%。

忙しいビジネスパーソンには「読書」でゆっくり時間を過ごすスタイルが定着している様子が、アンケート結果から推察できます。

 

「よく読む本のジャンルは」の問いに対するアンケート結果はどうなっているのでしょうか。

「小説・物語」が61%、「ノンフィクション・エッセイ」が20%。

それに対して「ビジネス書」は10%と、それほど多数派ではありません。飛行機の中でもビジネス書を読むビジネスパーソンは少数派という印象にもつながりますね。

様々なジャンルの内容に触れると同時に、夜も更けて、就寝前に読書でゆっくりと時間を過ごす。そんなときには、仕事に必要なビジネス情報ではなく、自分の好きな小説の世界に浸りたい。

一流のビジネスパーソンには、その切り替えの時間が重要なのかもしれませんね。